大森様邸は、道路から見通しが良いので何か変わったことをしないと永山工業の名がすたると思い、大胆に玄関ポーチに真っ白で丸い柱を建てようと心に決めていました。
どのようになるか不安だった大森様も出来てくるころには満足。
うれしかったです。
常陸太田市内の洋風住宅 坪55万
ポーチの独立柱です。
丸に仕上げる為丸太を使用し、2階まで通しています。φ300
杉の6mをそのまま建てた姿は、周辺地域の噂になったらしいです。
ヒノキ材のみで造った階段です。
洋風・和風問わず階段は基本的にヒノキ。
硬い・冷たいというイメージがなく温かみのある明るい感じに仕上がっていると思います。
段板のスベリ止めには2本のラインを彫り工夫しています。
ヒノキ板をそのまま使ったベンチです。
頑丈で見た目も立派。
部屋中にヒノキの明るさ雰囲気が伝わってくるような感じです。
出窓下のスペースに背もたれ部分を利用し、収納扉を腰壁材と同じく建具屋さんに作ってもらい、壁との一体感を出しました。
同様にしたの足元のスペースにも引き出し収納を造りました。
和室2部屋続きの様子です。
白木の建具(杉材)で仕上げたシンプルで近代的な和室です。
差し鴨居を使い豪快さを表現。
欄間も建具屋さんの手作りです。
奥に見える床柱は天然絞り丸太。床天には非常に珍しい貝塚イブキという原木を使いました。
小さいながらも仕上がり満足の床の間でした。
居間に立つケヤキ大黒柱です。
職人が気持ちをこめて仕上げた丸柱。
洋風スタイルにも対応しています。
ケヤキの曲がっている部分をわざと使った框です。
曲がったまま製材所で上下のみ落とし前面後面はチェーンソーで落とし、かんなかけをしました。
手間ものでしたがこのような材料はめったにないでしょう。
アーチの枠材を手作りで造りました。
長年の技術を屈指し絶妙の加減で曲がっています。
ケヤキ材使用。予算に応じて材質は変わります。
洋風スタイルに仕上がりました。
シンボルは真っ白い丸柱。
下部に貼ったタイルとの色合いもマッチしてかなり気に入っています。