在来工法による数寄屋造り・化粧造り。最高級の城屋根住宅 【対応地域】東京・埼玉・茨城・栃木・千葉・神奈川・福島・その他

城屋根工法紹介

城屋根工法 化粧垂木

「化粧垂木」軒下や室内に見えている装飾的な垂木をいうと辞書には書いてあります。
下地として隠れて見えなくなってしまう部分にたいして、
完成したときに見える部分を化粧と言います。
 垂木は野地板を支えるものとして見えないのが普通で、これを野垂木といいますが、
軒裏に現れてそのまま見える垂木を化粧垂木という。
弊社、城屋根工法の化粧垂木は装飾的な材料とは考えていません。
これは立派な屋根を支える立派な構造材と考えます。
この化粧垂木は上からの荷重、軒先にかかる荷重を支える重要な役割があります。
装飾的材料であれば、軒裏を作ってからそこへビスや隠し釘で取り付ければ装飾の化粧材になるでしょう。
それははたして本物でしょうか?
城屋根工法は、装飾品のような無駄は作りません。
屋根からの荷重を野地板・野垂木が受け、野垂木から化粧の軒先部材が受け、軒先部材から化粧垂木に伝わります。
化粧垂木の先では上から下に荷重がかかります。しかし、軒桁から天井裏の見えない部分にいくと、今度は逆の跳ね上がりの力に変わります。
遊具のシーソーを想像してください。芯を境に逆に行こうとする力がかかりますよね。
化粧垂木にはこのような屋根先の重さが全てかかってくるのです。
そうなると、化粧垂木を支える910中に入ったところにある垂木受けの形、そして釘打ちの仕方、さらには打ち付ける束の止め方も大事な工事個所となってくることがわかると思います。
弊社の化粧垂木の釘は5寸釘(15センチ)、垂木受けは45×120の材料を勾配のカット、そして使い方も一工夫します。釘は4寸(12センチ)で打ちます。
5寸釘や4寸釘は最近金物屋から姿を消しましたね・・・
私たちの仕事にはとても重要な釘なのです。

化粧垂木

化粧垂木

化粧垂木