蔵の顔

蔵の顔ともいえる部分、高い位置の窓上ある庇(小屋根)を紹介します。
蔵造りの建物には必ずある小屋根です。なくても支障は全くありませんが
無いと寂しい・・・解かる方は解かると思います。この気持ち・・・
蔵の顔 足場があり下部はあまり見えていませんがただ切っただけではなく丸めて形を作っています。
腕木を出し屋根はギューンと反っています。
この反りが重要です。まっすぐでは格好がつかないんです。
これが出来たので外部完成。といったところです。
明日からは塗装屋さんがはいり、キシラデコールを塗ります。
色をつけるのはもったいないような気はしますがいつまでもこのままの色ではいないので
初めから濃いめの色をつけるのが理想です。

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お打ち合わせ

リフォームをしたいとのお問い合わせを頂き、
お打ち合わせに行ってきました。
既存建物の制約で、
夢を描くまえに悩まれている状態でしたので、
夢を描けるような、お打ち合わせをしてまいりました。
設計をしていると、いつも理想と現実に挟まれます。
しかし、理想を描けないと良いものは出来ないと思っています。
理想を目指して全員で考えた結果が、
当初のものではなかったとしても、
そこまで至る過程でのやりとりで、考えが洗練されて
みんなが納得できる結果が出る事が
とても重要だと考えています。

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