アンカーボルトとホールダウン金物


みなさん、こんにちは。
今日は暑かったですね。さすがにヘトヘトになってしまいました。
こまめに水分補給をして熱中症にならないように気をつけてくださいね。

さて、今日は金物のお話をしたいと思います。
現代の建築において切っても切れない存在の金物。どんな物があるかご存知ですか?



今回はこの二つの金物をご紹介したいと思います。
短いのがアンカーボルト、長いのがホールダウンという金物です。
二つとも基礎の段階で設置し、埋め込みます。

アンカーボルトの役割としては土台と基礎の緊結です。地震などの大きな力が加わった時、土台が基礎からずれないための金物です。

ホールダウンは柱と土台、基礎の緊結です。主に通し柱などと緊結し、土台から柱が抜けるのを防ぐ金物です。




上はアンカーボルトを締め付けした画像で、下はホールダウンを締め付けした画像です。
アンカーボルトは座金とナットを一体化させたカットスクリューⅡという金物で締め付けます。
ホールダウンはビスどめホールダウン(銀色)で柱とホールダウンを緊結し、ナットで締め付けます。

阪神淡路大震災の時、建物の多くは土台から柱が抜け倒壊したケースが多かったと聞きます。金物は耐震性を確保する役割があります。当たり前ですが金物を正しく設置し地震や台風などの自然災害のリスクを減らし安心して暮らせる家を弊社は造っていきます。
それでは。








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