無形文化遺産「和食」そして床の間について

みなさん、こんばんは。


私の冬の楽しみの1つ、保温弁当。
寒い季節、暖かいご飯はやはり美味しいです。そして、みそ汁がまた美味しい。
体が温まります。


知人に聞いた話ですが、みそ汁は世界で三本の指に入るスープらしいです。
そんなトップ3に入る、みそ汁を擁する和食がユネスコの「無形文化遺産」に登録されましたね(笑)今夜、和食にするご家庭も多いのではないでしょうか?


和食が美味しくヘルシーなことはもちろんのこと、日本の食文化が世界に認められたことを日本人として、とても嬉しく思います。


ということで、今日は日本のいいところ世界に誇れるもの再発見と題しまして「床の間」について書きたいと思います。


先日のブログで床の間がどのような意味を持った空間なのかを書きました。
なので、今日は各部の名称を説明しょうと思います。

真ん中にドンと立っているのが床柱です。床柱を境に右が床の間、左が床脇となります。
通常は左が床の間、右が床脇となります。これを本勝手床(ほんがってどこ)と言い、画像は逆勝手床(ぎゃくがってどこ)と言います。


では、床脇に目を移しましょう。上下に戸棚があります。
上の戸棚を天袋、下の戸棚を地袋と言います。


職人さんが「天袋に入れたものは、二度と見ることはない」と、話していたことがあります。
意味は、天袋に一度物を入れたら取り出すのが億劫で二度と見ることはないだそうです。
最初この言葉を聞いたときは、こんな、ことわざでもあるのかと思いました(笑)


話を戻しまして、天袋と地袋の間に設けられている2枚の板は違い棚と言います。
その、板と板を繋いでいる束は海老束(えびつか)です。


上の板の端が反っているのが分かるでしょうか?これは筆返しといって、巻物などが転落しないように湾曲した木を取り付けています。


長くなってしまったので今日はここまでにしたいと思います。
続きはまた機会を改めてご説明したいと思います。

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