敷居を踏むな


みなさん、こんにちは。
朝寒く昼暑く夜涼しい。一日で四季を感じられるいい季節になってきました(笑)
若干今日は蒸し蒸しして暑かったですけどね。でも、これから一気に秋になる予感がしま

す。

さて、今日は「敷居」についてのお話。





これが、「敷居」です(笑)みなさんご存知ですよね(笑)
「敷居」は溝が掘ってありその溝に障子や襖をはめ込みます。
画像の「敷居」はヒノキを使っています。他には松などが「敷居」によく使われます。
理由は強度があり滑りがいいからです。


小さい頃、母に敷居を踏むなと怒られたことがあります。
敷居は父親と一心同体らしく、敷居を踏むと父も踏みつけることになると言われました。
それからは、敷居を踏まないように意識しながら敷居をまたぎました(笑)
躾成功です(笑)

 敷居を踏むな。には諸説あるようで、父ではなく、神様が宿っているとも言われています。
しかし、敷居を踏むなの本当のところは敷居を踏み続けることによって「敷居」が痛み建具の立て付けが悪くなるのを防ぐため、神様が宿っているなどの理由を付けて「敷居」を踏ませないようにしたのが本当のようです。

ちなみに、ことわざの「敷居が高い」の正しい使い方は、不義理をしたり、相手に迷惑を掛けたりしてその人の家に行きにくいという意味で使うそうです。
高級なお店などに入りにくいという意味ではないようです。
私は、完全に間違って使っていました(笑)

それでは、今日はこのへんで失礼します。






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